システム手帳を使っていると、市販品では欲しいレイアウトが見つからなかったり、月間だけ別の形式にしたかったり、バイブルサイズやミニ6のリフィルを自宅で印刷したくなることがあります。必要な期間とレイアウトをPDFとして作れれば、使い方に合わせてリフィルを自作できます。

Browser KittyのPlanner Refill Maker / システム手帳リフィルメーカーでは、A5・バイブル・ミニ6・Micro5・HB×WA5・Davinci Pocket・カスタムサイズに対応し、月間・年間・週間・日間・メモをブラウザ内で生成できます。リフィル実寸PDFだけでなく、A4 / US Letterへ縮小せずに面付けしたPDFも作成できます。

手帳サイズとレイアウトを先に決める

Planner Refill MakerではA5、バイブル、ミニ6、Micro5、HB×WA5、Davinci Pocket、カスタム寸法を選べます。メーカーごとに呼び方や実寸が異なる場合があるため、既存リフィルを測るか、メーカー仕様で幅と高さを確認してから設定すると確実です。

レイアウトは月間1ページ / 見開き、年間1ページ / 見開き、週間ブロック / 週間+メモ / バーチカル、1日1ページ、横罫・方眼・ドットから選べます。週間バーチカルと日間では時間帯も指定できます。

リング側余白と左右ページを確認する

システム手帳は穴を開ける側に余白が必要です。Planner Refill Makerではリング側余白を自動または4〜30 mmの手動値で指定でき、左右ページではリング側が反転します。1ページ系では最初のページを右 / 左のどちらから始めるかも選べます。

パンチ位置の目安も表示できますが、これは各メーカーの正確な穴位置を保証するものではありません。最終的な穴位置は実際のリフィルや専用パンチで確認します。

日本の祝日と見た目を調整する

v1.0.0には2026年・2027年の確認済み日本祝日データが内包されています。土曜・日曜・祝日の色を個別に指定し、祝日名を表示するかどうかも選べます。未収録年を推測して祝日扱いすることはありません。

見た目はMinimal / Classic / 余白狭め、モノクロ / アクセント、文字サイズ5段階、罫線、ページ番号、週番号などを調整できます。小さいリフィルでは画面だけで判断せず、テスト印刷で文字サイズと書き込み余白を確認すると安全です。

実寸PDFとA4面付けPDFを使い分ける

小さな用紙を直接給紙できるプリンターなら、リフィルそのものの物理寸法を持つ「リフィル実寸」PDFを使えます。家庭用プリンターでA4の方が扱いやすい場合は、A4またはUS Letterへの面付けを選びます。

面付けではリフィルを縮小せず、実寸のまま用紙内へ配置します。収まらない場合も勝手に縮小せずエラーにするため、最終的なリフィル寸法を保ったまま印刷できます。必要なら裁断ガイドも付けられます。

両面印刷は少量で向きを確認してから進める

出力は片面 / 長辺とじ / 短辺とじから選べ、表裏の配置Previewも確認できます。ページ構成によって必要な場合は、最終裏面の空白ページも追加されます。

プリンターによって給紙方向や裏面の向きが異なるため、最初から大量印刷せず、1〜2枚だけテストして表裏が正しい向きになるか確認すると失敗を減らせます。

100% / 実際のサイズで印刷する

PDFが正しい寸法でも、印刷ダイアログで「用紙に合わせる」「Fit」「ページに合わせる」が有効だとリフィル全体が縮小・拡大されます。印刷時は100% / 実際のサイズ / Actual sizeを選びます。

サイズ確認PDFには100 mmの確認線と50 × 50 mmの確認枠があります。印刷後に定規で測れば、プリンターやPDFビューアー側で意図しない拡大縮小が起きていないか確認できます。

実寸印刷で確認したい項目
確認項目目安
印刷倍率100% / 実際のサイズ
自動調整用紙に合わせる / FitをOFF
サイズ確認100 mm線と50 × 50 mm枠を実測
両面少量テストで表裏の向きを確認

WordやExcelでの自作と使い分ける

WordやExcelでもリフィルは作れます。独自の表や特殊な項目を自由に設計したい場合は、汎用文書ツールの方が柔軟です。一方で、ページ実寸、カレンダーの日付、左右ページ、リング側余白、A4面付け、両面配置まで自分で計算する必要があります。

Planner Refill Makerは、月間・週間・日間・メモなどの定型レイアウトを実寸PDFとして作る用途に向いています。完全オリジナルの帳票設計と、定型リフィル生成を目的に応じて使い分けます。

カレンダー生成とPDF作成はブラウザ内で行う

手帳設定、カレンダー生成、Preview描画、面付け計算、PDF生成はブラウザ内で処理します。生成HTMLにはconnect-src 'none'を含むContent Security Policyがあり、実行時のAPIやCDNを必要としません。次回も使う設定はブラウザのlocalStorageへ保存されます。

GitHub PagesやBrowser Kittyから利用する場合は最初のHTML取得通信は発生します。完全にネットワークを切って使う場合は、生成済みのdist/index.htmlをローカルで開ける構成です。長期間のPDF生成やメモリの少ないスマートフォンでは処理負荷が高くなる場合があります。

手順

  1. 使っている手帳のリフィル実寸を確認し、A5 / バイブル / ミニ6 / Micro5 / HB×WA5 / Davinci Pocket / カスタムから選びます。
  2. 月間・年間・週間・日間・メモを選び、必要なレイアウトと日付範囲またはメモ枚数を設定します。
  3. 月曜始まり / 日曜始まり、前後月日付、2026–2027年の日本祝日、休日色、文字サイズ、罫線などを必要に応じて調整します。
  4. リング側余白を自動または4〜30 mmで設定し、1ページ系では最初のページを右 / 左から選びます。
  5. Previewで左右ページ、リング側余白、文字サイズ、祝日表示、見開きバランスを確認します。
  6. 出力をリフィル実寸 / A4 / US Letterから選び、A4 / Letterでは縮小せず実寸のまま面付けされることを確認します。
  7. 片面 / 長辺とじ / 短辺とじと裁断ガイドを設定し、両面の場合は表裏Previewを確認します。
  8. PDFを生成して保存し、最初は1〜2枚だけテスト印刷します。
  9. 印刷ダイアログでは100% / 実際のサイズを選び、「用紙に合わせる」「Fit」などの自動拡大縮小をOFFにします。
  10. 必要ならサイズ確認PDFを印刷して100 mm線と50 × 50 mm枠を測り、裁断後に実物リフィルへ重ねてから穴を開けます。
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システム手帳リフィルメーカー

A5・バイブル・ミニ6・Micro5などの月間・週間・日間・メモ用リフィルを実寸で作り、A4 / Letterへの面付けPDFまでブラウザ内で生成します。

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注意点

  • 最初から1年分を印刷せず、1か月や数か月だけ作って使い勝手を確認するとレイアウト変更がしやすくなります。
  • Micro5やミニ6は画面上より文字が小さく感じやすいので、最終判断は実寸テスト印刷で行います。
  • 両面印刷はプリンターごとに裏面の向きが異なるため、必ず少量で長辺とじ / 短辺とじを確認します。
  • 既存リフィルを1枚残しておくと、裁断後の外形とパンチ位置を確認する基準として使えます。
  • ブラウザのサイトデータ削除で保存設定が消える場合があるため、重要なカスタム寸法や余白値は別にも記録しておくと安心です。

よくある質問

バイブルサイズのリフィルをA4に印刷できますか?

できます。A4への面付けを選ぶと、リフィルを縮小せず実寸のままA4内へ配置します。収まらない場合は自動縮小せずエラーになります。

ミニ6やMicro5にも対応していますか?

対応しています。A5、バイブル、ミニ6、Micro5、HB×WA5、Davinci Pocketのほか、カスタムサイズも指定できます。

月間や週間バーチカルだけ作れますか?

できます。月間1ページ / 見開き、週間ブロック / 週間+メモ / バーチカルなどから必要な形式と期間だけを生成できます。週間バーチカルでは時間帯も設定できます。

日本の祝日は表示できますか?

v1.0.0では2026年・2027年の確認済み祝日データを内包しています。祝日名の表示や土曜・日曜・祝日の色も調整できます。未収録年は推測しません。

印刷すると少し小さくなります。

印刷ダイアログで「用紙に合わせる」「Fit」などが有効になっていないか確認し、100% / 実際のサイズで印刷してください。サイズ確認PDFの100 mm線も実測できます。

両面印刷できますか?

片面、長辺とじ、短辺とじを選べます。プリンターごとに裏面の向きが異なるため、最初は少量でテストしてください。

穴の位置まで正確に印刷できますか?

パンチ位置の目安は表示できますが、各メーカーの正確な穴位置を保証するものではありません。実物リフィルや専用パンチで最終確認してください。

WordやExcelで作るのと何が違いますか?

WordやExcelは完全に自由な帳票設計に向きます。Planner Refill Makerは、月間・週間・日間などの定型レイアウトを、リング側余白や面付けまで含めて実寸PDFとして作る用途に特化しています。

作成したデータはサーバーへ送信されますか?

手帳設定、カレンダー生成、Preview、面付け計算、PDF生成はブラウザ内で行います。Web版では最初のアプリHTMLを取得する通信は発生します。