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Wireless Sensor

最大4台のスマホをワイヤレス動きセンサーとしてPCへ接続し、同期記録・比較・衝撃検出・FFT解析を行います。

ローカル処理
ファイルについてこのツールで選択したファイルや入力内容は、Browser Kittyのバックエンドへアップロードせずブラウザ内で処理します。
Wireless Sensor screenshot

このツールについて

Wireless Sensorは、スマートフォンのモーションセンサーをPCやタブレットからまとめて計測するブラウザツールです。最大4台のスマホを同時に接続し、加速度、重力を含む加速度、回転速度、端末の向きを共通のタイムラインで記録できます。机を叩いたときの振動伝播、機械や乗り物の振動比較、傾きや回転の比較など、複数地点の動きを見比べたい場面を想定しています。

接続にはWebRTC DataChannelを使い、シグナリング、STUN、TURNサーバーは使用しません。PCとスマホの接続情報はQRコードまたはコピー&ペーストで直接受け渡し、センサー値も接続した端末間で送信します。Browser Kittyのサーバーへ測定値をアップロードする構成ではありません。

こんなときに便利

  • 机や床、構造物の複数地点へスマホを置き、衝撃や振動が届く時間差を比べたい
  • モーター、洗濯機、車、自転車などの振動を複数位置で同時に記録したい
  • 2台以上のスマホで傾きや回転の変化を同じ時間軸に並べて比較したい
  • 授業や実験で、専用の無線センサーを用意せずスマホを使った簡易計測を試したい

できること

このツールで利用できる主な機能です。

使い方

  1. PCまたはタブレットとスマホを同じWi-Fi / LANへ接続し、両方でWireless Sensorを開きます。VPNや端末間通信を遮断するゲストWi-Fiは避けます。
  2. PC側で「この端末で計測を見る」、スマホ側で「このスマホをセンサーにする」を選び、案内に従ってQRコードを相互に読み取ります。カメラを使えない場合は接続コードをコピー&ペーストできます。
  3. 接続後、スマホでセンサーを開始してモーションセンサー権限を許可します。必要ならPC側からセンサーを追加し、最大4台まで同じ手順で接続します。
  4. 実験プリセットまたは動き・振動・傾き・回転などの測定モードを選び、必要に応じてセンサー名やXYZ位置、衝撃検出、表示方法を設定します。
  5. 記録を開始し、必要な場面でマーカーを追加します。停止後は測定結果、衝撃の時間差、振動指標、FFTなどを確認し、CSV・セッションJSON・HTMLレポートを保存します。

対応範囲

  • 受信側はPCまたはタブレット、センサー側はDeviceMotionEvent / DeviceOrientationEventを利用できるスマートフォンを想定しています。
  • 同時接続は最大4台。加速度、重力込み加速度、回転速度、端末の向き、ブラウザー報告のセンサー間隔などを記録します。
  • 実験プリセットは衝撃伝播、振動比較、傾き比較、回転比較、車・自転車、エレベーター、洗濯機・モーター、自由計測を用意しています。
  • 出力はCSV、再読み込み可能なWireless SensorセッションJSON、グラフと解析結果を含む自己完結HTMLレポートに対応しています。
  • スマホのカメラ・モーションセンサーを安定して利用するため、HTTPSで公開されたページからの利用を推奨します。

制限・注意点

  • 同一LANでの利用を主な対象にしています。STUN / TURNを使わないため、異なるネットワークやNAT越しの接続は対象外です。
  • 会社・学校・ゲストWi-Fi、VPN、ファイアウォール、APの端末分離設定などにより、同じWi-Fiに見えても端末間通信が遮断される場合があります。
  • スマホのセンサー値は校正済みの科学計測器の代替ではありません。精度、取得できる軸、サンプルレートは端末・OS・ブラウザーによって異なります。
  • 複数端末の時刻合わせはWebRTC上の往復時間から推定します。オフセットやドリフトを補正しますが、PTPやGNSS級の同期精度を保証するものではありません。
  • 端末をバックグラウンドへ移動したり画面をロックしたりすると、ブラウザーがセンサーイベントを停止することがあります。
  • 長時間・複数台の記録は受信側メモリを使用します。大きなセッションは区切って保存する方が安全です。
  • 衝撃検出やFFTの結果はサンプルレート、しきい値、端末の固定方法、センサー品質に影響されます。

よくある質問

センサーの測定値はBrowser Kittyのサーバーへ送られますか?

いいえ。接続情報はQRコードまたはコピー&ペーストでPCとスマホの間に直接受け渡し、測定値はWebRTC DataChannelで接続端末へ直接送ります。シグナリング、STUN、TURNサーバーも使用しません。

PCとスマホは同じWi-Fiに接続する必要がありますか?

基本的には同じLANでの利用を想定しています。同じWi-Fiでもゲストネットワークや端末分離が有効な環境では接続できないことがあります。VPNやファイアウォールも端末間通信を遮断する場合があります。

何台まで同時に測定できますか?

v1.0.0では最大4台のスマホを同時接続できます。各スマホは独立したWebRTC接続として扱われるため、1台が切断しても他の接続を維持できます。

衝撃が伝わる速度を正確に測れますか?

センサー位置を入力すると端末間の直線距離と見かけの伝播速度を計算できますが、ブラウザーのサンプル間隔、端末ごとのセンサー差、固定方法、同期誤差の影響を受けます。教育・比較・簡易実験向けで、精密計測器の代替ではありません。

測定結果をあとから開き直せますか?

はい。Wireless SensorセッションJSONとして保存すると、あとでスマホを再接続せずに読み込み、解析画面やレポートを再構築できます。CSVと自己完結HTMLレポートも保存できます。

オフライン版・ソースコード

QR生成・読み取りライブラリを含む単一HTMLとして動作し、実行時のCDNや計測バックエンドは使いません。完全に切り離したHTMLも利用できますが、file://ではカメラやモーションセンサー権限が制限されるブラウザーがあるため、通常はHTTPS版の利用が適しています。

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