メール添付、チャット、フォーム提出などで動画の容量制限に引っかかると、どの設定を下げればよいか迷いやすくなります。

動画サイズには主に再生時間、解像度、映像ビットレート、フレームレート、音声ビットレートが影響します。全部を一度に下げるのではなく、用途に合う項目から調整すると画質を保ちやすくなります。

最も効きやすいのは解像度と映像ビットレート

4K動画をスマホで見る用途なら、1080pや720pへ下げるだけで必要なデータ量を大きく減らせます。解像度を維持したい場合は、映像ビットレートを少しずつ下げて見た目とのバランスを確認します。

H.264は迷ったときの無難な選択

圧縮効率だけなら別のコーデックが有利な場合もありますが、再生側の対応範囲を考えるとH.264は扱いやすい選択肢です。H.265やVP9は用途によって容量を抑えられる一方、変換時間や再生互換性を確認する必要があります。

音声が不要なら削除するとさらに小さくできる

無音の画面録画や資料用クリップなど、音声が不要な動画なら音声トラックを削除できます。音声が必要な場合でも、用途に対して過剰な音声ビットレートを下げる余地があります。

ブラウザ圧縮はハードウェアエンコードではない

FFmpeg WebAssemblyはCPU上で処理するため、長時間・高解像度の動画では時間とメモリを使います。特にスマートフォンでは、短い動画や720p / 1080p程度から試す方が現実的です。

手順

  1. 圧縮したい動画をVideo Compressorへ追加します。
  2. 元動画の解像度、再生時間、推定ビットレート、フレームレートを確認します。
  3. まずH.264を基準に、必要なら1080pや720pへ解像度を下げます。
  4. 映像ビットレートを調整し、必要に応じてフレームレート・音声ビットレート・音声削除を設定します。
  5. 圧縮後のサイズとプレビューを確認し、問題なければ保存します。
Browser Kittyで試す

動画圧縮

動画の解像度・ビットレートなどを調整してブラウザ内で圧縮します。

ツールの詳細を見る

注意点

  • 最初からすべての設定を最低にせず、1〜2項目ずつ調整すると画質劣化の原因を判断しやすくなります。
  • H.265はブラウザ内の単一スレッド処理では特に時間がかかるため、短い動画向きです。
  • 非常に大きな動画では端末メモリ不足で失敗する場合があります。

よくある質問

どのコーデックを選べばよいですか?

迷った場合はH.264が再生互換性の面で扱いやすいです。H.265やVP9は用途と再生環境を確認して使ってください。

スマホでも圧縮できますか?

可能ですが、長い動画や4K動画は処理時間とメモリ使用量が大きくなります。短い動画や720p / 1080p程度から試すのがおすすめです。

元動画はアップロードされますか?

Video Compressorで選択した動画はBrowser Kittyのバックエンドへアップロードせず、FFmpeg WebAssemblyで端末内処理します。