アプリのバックアップやログ、IoT機器、モバイルアプリなどからSQLiteファイルを受け取っても、専用ソフトが手元にないと中身を確認しづらいことがあります。
単に内容を調べたいだけなら、テーブル一覧、DDL、列、関連、サンプルデータ、必要なSELECT結果を読み取り専用で確認できれば十分なケースも多くあります。
まずテーブル一覧から全体像を見る
いきなりSQLを書くより、最初にTables / Viewsを確認するとデータベースの目的をつかみやすくなります。テーブル名、件数、列名を見るだけでも、ユーザー情報、履歴、設定、ログなどのおおまかな役割が分かります。
Schema / DDLとER図で関係を確認する
CREATE TABLE文や外部キーが確認できると、各列の型や主キー、テーブル同士の関係を把握しやすくなります。ER図は全体像を見るのに便利ですが、名前から推定した関係は実際の外部キーとは限らないため、DDLも合わせて確認します。
SQLは読み取り専用で十分なことが多い
調査目的ならSELECT、WITH、EXPLAINや一部の読み取り専用PRAGMAで多くのことを確認できます。元ファイルへ書き込まない構成なら、誤操作でデータを変更するリスクを抑えながら調べられます。
- 条件を付けて必要な行だけ見る
- 集計して件数や傾向を確認する
- 結果をCSV / JSONへ保存して別作業へ渡す
大きなDBではブラウザのメモリに注意
ブラウザ内でSQLiteを扱う場合、非常に大きなDBは端末メモリやCPU性能の影響を受けます。最初から巨大テーブルを全件表示せず、概要や件数を見てから必要な範囲へ絞ると扱いやすくなります。
手順
- SQLite Explorerへ.db / .sqlite / .sqlite3などのファイルを追加します。
- Overviewでファイル概要とテーブル数を確認します。
- Tables / ViewsとSchema / DDLで構造を把握します。
- 必要に応じてER図や列プロファイルで関係とデータ傾向を確認します。
- 追加調査が必要ならSELECTなどの読み取り専用SQLを実行し、必要な結果だけCSV / JSONで保存します。
SQLite Explorer
SQLiteファイルの概要、テーブル、ER図、列プロファイル、読み取り専用SQLをブラウザだけで確認します。
注意点
- 元DBを書き換える機能はないため、調査用途に向いています。
- 推定リレーションは補助情報なので、重要な判断では外部キー定義を確認してください。
- 巨大DBではテーブル全件表示よりSQLで絞り込む方が軽くなります。
よくある質問
SQLiteファイルを編集できますか?
SQLite Explorer v1.0は読み取り専用です。INSERT、UPDATE、DELETE、CREATEなどの書き込みSQLはブロックします。
どんな拡張子に対応していますか?
標準SQLiteファイルを対象としており、.db、.sqlite、.sqlite3などで利用できます。
DBファイルはサーバーへ送られますか?
SQLite Explorerで選択したSQLiteファイルはBrowser Kittyのバックエンドへアップロードせず、ブラウザ内で読み取ります。